社会保障協定の新興国への拡大が話題になっています。
従来、欧米の先進国を中心に締結されてきた社会保障協定ですが、近年は東欧諸国や新興国との間の協議が進められています。
昨年7月のブラジルとの署名のほか、フィリピン、スロバキアとの間でも予備協議が行われています。
さらに、中国に次ぐ新興国として台頭著しいインドとの間において予備協議に入る動きが見られることは注目に値します。
政府の発表による、社会保障協定締結の動向は下表の通りです。
| 動向 | 社会保障協定相手国 | 
| 発行済み | ドイツ、イギリス、韓国、アメリカ、ベルギー、  | 
| 署名済み | イタリア、ブラジル、スイス | 
| 政府間交渉中 | ハンガリー、ルクセンブルク | 
| 予備協議中 | スウェーデン、フィリピン、スロバキア、 オーストリア、インド(平成23年1月より)  | 



